膝痛 つらい膝の痛みをなくすには|健康大国日本・ワンポイントレッスン
変形性膝関節症
足を曲げたり、伸ばしたりできるのは、大腿骨と頚骨を連結している膝関節のおかげです。膝関節では、2本の骨の先端が関節軟骨と呼ばれる、弾力性のある、なめらかな組織で覆われています。
この軟骨は、骨と骨との摩擦を少なくして関節の動きをスムーズにしたり、関節にかかる圧力をやわらげるなど、いわばクッションのような役目を果たしています。
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この関節軟骨、厚さはわずか3〜5ミリしかありません。したがって、長く使えば使うほど関節軟骨はすり減り、骨同士が直接こすれあうことになります。すると、骨が周囲の組織をダイレクトに刺激するようになり、その結果痛みが生じます。軟骨は修復能力が乏しいため、一度すり減ってしまうと再生されません。
このように、加齢とともに関節軟骨が次第に失われていき、骨がこすれて痛みを招くようになるのが、変形性膝関節症です。特に発症しやすいのが中高年以上の太った女性で、女性ホルモンは骨を丈夫にする働きが乏しいこと、女性は筋力が弱く、体重が重ければ思いほど膝への負担が大きくなることがその理由です。
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そのほか、O脚や偏平足、外反母趾、膝の骨折や靱帯損傷、半月板損傷など下肢にトラブルのある人は、関節に偏った力がかかるため、変形性膝関節症になりやすいという傾向があります。
さて、変形性膝関節症の症状は、たいてい非常に軽い痛みからはじまります。朝起きたときや歩きはじめに、関節に"こわばり"のような軽い痛みを感じますが、湿布薬などで簡単に消えてしまうため、この段階では病気としてとらえにくいようです。ところが、しばらくすると、はっきりとした痛みを感じるようになり、正座ができない、しゃがめない、階段を降りられないなど日常生活にも支障をきたすようになります。さらに、痛む部分をかばおうとするため、歩き方が不自然になったり、関節に水がたまったり、膝を動かすと音がしたり、膝が変形したりしてきます。
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膝の痛みの予防・改善
常に体を支えている膝の痛みを治すのはとても厄介です。医療機関との協力態勢をとるのはもちろんですが、日常の生活の中で膝の負担を減らし、負担をかけない程度に動かすことが最高の予防・改善法になります。
膝の負担を軽くするには、体重管理、正しい姿勢を身につける、高低差の少ない洋式家具を選ぶ、杖を利用する、足に合った靴を選ぶ、軽い運動をするなどがあげられます。また、膝の痛みに「冷え」は大敵ですので、日頃から、特に冬は保温効果の高いタイツや靴下などを着用して膝を冷やさないようにすることが大切です。
さらに、軟骨の原料である『グルコサミン』の摂取も有効ですので、継続的にサプリメントを利用してみるのもよいでしょう。
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